『足首捻挫』について①
2019年3月20日
三鷹駅徒歩5分スポーツに強いせきざわ接骨院はりきゅう院の高橋です。
いつもブログをご覧いただき有難う御座います。
今回を含め合計三回に渡り「捻挫」をテーマにお伝えさせて頂きます。
第一回目となる今回は、「捻挫の概要」をお伝えします。
当院には、ジュニア、シニア、学生、社会人など幅広い層のアスリートやスポーツ愛好家の方々が多く治療にいらっしゃいます。その中で「捻挫」はとても多い怪我(外傷)の1つです。
まず「捻挫」とは、
ジャンプの着地やカッティングの動作の際に、骨と骨で構成されている「関節」を支えている、「靭帯」や「関節包」などの軟部組織に大きなストレスが加わり、それらの組織が損傷することを言います。
「捻挫」が起こりやすい身体の場所は、
圧倒的に足首が多く、その中でも足の裏が内側を向く「内反捻挫」が圧倒的に多いです。
※この時、損傷しうる靭帯は外側の靭帯です。
症状としては、
・圧痛:押した時の痛み
・腫脹:怪我している場所の腫れ
・熱感:怪我している場所が熱をもっている
・ストレステスト陽性:靭帯へストレスをかけることで痛みが誘因される
などが代表的なものになります。
靭帯損傷の重症度により、
Ⅰ型(軽度)
Ⅱ型(中等度)
Ⅲ度(重度)に分かれます。
捻挫が起こりやすくなる原因として
・靭帯などへの大きな外力
・蓄積した疲労
・姿勢の問題
・体幹(コア)の安定性の問題
などといったものが挙げられ、特に身体への大きな外力はスポーツ競技の中で最も多く見られる原因の1つです。
「急性期」と言われる怪我をしてから1週間程度は特に当院にある超音波治療器や低周波治療器、マイクロカレント(微弱電流)などの物理療法をしっかりと行う事で、早期の競技復帰だけでなく再損傷のリスクを下げることができます。
当院では、スポーツ現場でのトレーナー経験を通して「捻挫」に対する治療経験や知識が豊富なスタッフが、再受傷や怪我の長期化を未然に防ぐためのセルフストレッチやエクササイズを指導させて頂きます。また、スポーツ競技の本格的復帰段階で必要な「アスレティックリハビリテーション」も実施致します。
次回は「捻挫」の中でも最も多い「足首の捻挫」についてお伝えしていきます。
三鷹のスポーツに強いせきざわ接骨院はりきゅう院
高橋